「都心の二世帯住宅」完成 |




![]() by 松井英子 カレンダー
リンク
カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2019年 02月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 画像一覧
検索
外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
|
1
2018年 02月 10日
ご相談があってから1年、設計に1年そして工事に約8ヶ月、合計約3年が必要であったこの二世帯住宅計画。 建主の思いと現実問題があらゆる方向から問題提起され、建主はその都度迷いながら、二転三転して決断した新築工事である。そのご苦労の甲斐があり、結果一番良い方向に落着いたと思う。 都心の最寄り駅より徒歩5分の利便性の良い立地にありながら、閑静な昔からの住宅地である。 南に緩やかな傾斜のある土地を平に整備されており、南に開け奥行きのある住宅には理想的な敷地に、築85年という洋風の建物があった。 先代が大切に管理されてきた珍しい洋風の建物、建て主も私達設計者も何か新築に昔の思い出深い古材などを再利用できないかと考えた。部分的にではあるが、丸太梁、ステンドグラスを子供室と階段室に和室天井板と床板を仏間に設置し、新しい空間の楽しいアクセントとなっている。 1階を親世帯の2階を息子世帯の住いとし、完全独立型二世帯住宅とした。 先日息子さんご夫婦が東京では何十年ぶりの寒波の続く日に引越をされた。「こんな寒い日に!」と私達は心配していたが、第1報が入った。「中がとても暖かく、昼間は暖房もいらない位でした。快適です。」ホット一安心。 南の庭は撮影時は残念ながら冬で葉も散っていたが、これから春を迎え新緑が楽しみだ。 ![]() 息子世帯への玄関ホール 右の塀は煉瓦積みに白御影石の格子を入れ込んでいる。 外壁は昔ながらの左官仕上げ、破風板と玄関扉は木製無垢板 ![]() 息子世帯の玄関と階段 ![]() 子供室ー昔の建物の丸太梁とステンドグラスを再利用 ![]() 息子世帯の外玄関を開けるとこの北露地の坪庭にでる。 磨き上げた黒御影の石を置いた。 (撮影:野秋達也) 昔からの住宅地に新しい顔となった建物、今後も何世代に渡って建ち続けてほしい。 ▲
by matsui-ken
| 2018-02-10 09:35
| 作品の紹介
|
Comments(0)
1 |
ファン申請 |
||