「能舞台体験」イベントを開催−講師:女流能楽師 山村庸子 |
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2015年 09月 28日
昨日、東中野の梅若能楽院会館の能舞台をお借りし、女流能楽師で「声の道場」の著者である山村庸子氏を講師にお迎えして、「能舞台体験」イベントを(認定NPO)日本民家再生協会(通称JMRA)主催で開催した。発案、企画、準備は私が担当した。
24人の参加者で午後1時よりたっぷり2時間、お稽古場での能レクチャー、能舞台上での能面体験、見所より仕舞を鑑賞と密度の高い凝縮したイベントとなった。 驚いた事に参加者の3分の2は若い方々で、最後まで熱心に聞き入っていた。若い人達の何かを求め、色々な物に興味を持つそのエネルギーがうれしい。 私は、10年程前からJMRAの会員で月1回「民家再生相談」の相談員として、全国からの古民家に関する様々なご相談を四ッ谷の本部で受けている。又能とは、私が8年のドイツ生活から戻った時、ドイツの友人を連れて能を初めて観に行ったのがきっかけで、その時このような舞台芸術が日本にあるのかと感動したのが始まりだった。 今回のイベントの講師をしていただいた山村庸子氏は、その後既に24年続けている能の師匠である。月2回の謡、仕舞又月1回太鼓の稽古をつけていただいているが、ただ技術を取得するためだけでなく、大きな力をいただいている。 今回のイベントでもそうだが、毎回毎回、山村庸子先生のエネルギーには驚かされている。
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by matsui-ken
| 2015-09-28 10:35
| 能
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2015年 03月 24日
能舞台は、能を演じるための舞台でその大きさ、形態、仕組みは、決められている。 基本的に照明は自然光とされ、マイクやスピーカー等の音響装置はない。 元は能舞台は野外に建てられていたもので、雨天の時等には中止しなければならないため室内に移された。 比較的最近建築されたのが国立能楽堂で、家の事務所から歩いて5分の距離にある。 建築家大江宏氏による。彼は他にも幾つか能楽堂を建てているが、この国立能楽堂は能舞台も新しく建てた。 舞台の広さは三間四方と決められているが、芯々か内々かで変わってくる。国立能楽堂のは芯々であるため、他より狭いと言われている。 今回紹介する杉並能楽堂は、古い能舞台(築105年)を移築し、観客席(86年前)を新しくしている。 人間国宝山本東次郎氏のもので、住いもここにある。私の能の先生ー山村庸子氏は好んでここをお稽古会の場としているので、私にも親しみのある能舞台である。 観客は、座布団を敷いて床に座る。高窓からは自然光が入り、時間時間によって舞台の有様が変わる。 ![]() 海に浮かんだ神社として有名な厳島神社にも能舞台が海を背に浮かんでいる。 年に1度11月に喜多流友枝昭世氏の舞いが、ちょうど水が満ちてぴちゃぴちゃと音を立てる時に始まる。 ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by matsui-ken
| 2015-03-24 10:05
| 能
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