homifyに小木津の民家再生が掲載 |






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2015年 12月 22日
今日、世界の建築家紹介サイトhomifyに掲載された記事です。
この記事の中の当事務所の作品は、茨城県小木津の築100年の民家を若いご夫婦の為に再生したものです。 「断熱材」という題で掲載されたのがおもしろかったのと、私達にとってとても思い出深い仕事であった為ブログで紹介したいと思いました。 この民家の建て主は当時30代後半の若夫婦で、お二人共ハーレーを乗り回すとてもスポーティーで明るい方々でした。いつも笑顔で私達を迎えて下さり、東京からは2時間半位かかる場所でしたが、ちっとも苦にならず良い職人さん達にも恵まれ現場通いがいつも楽しみでした。 ご夫婦の最初の悩みは、この古い民家でこれからも快適に親子が住んでいけるのだろうか?、どちらかというと御主人の方は、古くさいのは嫌だ、いっそ建て替えてしまった方がいいのではないかとおっしゃっていました。でも奥様の強いご希望で民家再生となったわけです。 再生するからには、この民家の良さを活かし、耐震性を強化して明るく現代生活にあった家にしてほしい、暗くて寒いのは困る、家族皆が集まれる大きなリビングを中央に作ってほしい。キッチンは家中心において家中を見れる様にしたい。などなど沢山のご希望がでました。 この古民家の天井をはがした時現れた幾重に組まれた大きな梁の大群に一同びっくりし、この時御主人も民家再生を選んで良かったと思ったそうです。 完成し引越をした後、奥様からすぐにお電話がきました。「家に入ったとたん、暖かいです。大空間なので寒いかと心配していましたが、暖房をしなくても暖かいです。」と。homifyでつけてもらった題「断熱材」が、まさに的を得ていておかしかった。 鋳物のポストは鋳物作家・小谷中作、民家にとても合う。
![]() 凛々しく美しい民家の正面。両サイドと中央の白い壁は新しく作った耐震壁。古民家は壁が極端に少ない為、適所に耐震壁を入れていく必要がある。 ![]() 幾重にも組まれた梁には、1本づつ構造的意味がある。元は3つの畳の和室を天井板も取り、昔の梁を現した大きなリビングにした。 ![]() ![]() ![]() ![]()
by matsui-ken
| 2015-12-22 11:04
| 民家再生
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